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気づかないうちに溜め込んでいるストレスが
子宮筋腫の原因になるかも?!

 

子宮筋腫は、30歳以上の女性の2~3割にあるといわれる頻度の高い病気で、子宮の筋肉に発生する良性の腫瘍(かたまり)のことをいいます。

ガンのような悪性腫瘍と違い、生命を脅かすことはなく、子宮筋腫からガンへ移行することもありません。

原因には女性ホルモンが影響していると考えられていて、特にエストロゲンの影響が大きいといわれています。

 

子宮筋腫は下図のようにできる場所によって分けられ、①漿膜下筋腫、②筋層内筋腫、③粘膜下筋腫の3つのタイプがあります。

 

 

主な症状には、月経異常、不正出血、貧血、排尿障害、便秘などがありますが、無症状の場合もあります。

最近、若い世代の患者さんが増えていることから、欧米化したライフスタイル、食事や生活環境に関係があるのではないかといわれています。

 

普段はスムーズに流れている血液が何らかの原因で滞ってしまった状態を、中医学では於血(おけつ)といいます。

血液の流れは生活スタイルに大きく影響を受けますが、子宮筋腫も血液の流れと密着に関わっています。

痛み・しこり・黒ずみが於血の3大特徴ですが、子宮筋腫は、しこりが悪化した症状のひとつで、中医学でいう「肝の経路」と深く関係があります。

『肝』は怒りのストレスを受け止めるクッションなので、ストレスが続き、『肝』のバランスを崩してしまうと経路の流れが乱れ、卵巣や子宮の働きも影響が及ぶと考えられています。

 

『肝』は、自然界に例えるならば、木にあたります。

症状の緩和、改善のためには木のようにのびのびとした生活を送ることが大切です。

 

 

 

皆さま、明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します!

 

今回は、目の病気である白内障についてお話したいと思います。

白内障は、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気です。

水晶体は通常、透明な組織で外から光を集めてピントを合わせる働きがあります。

それが白内障になるとレンズが白く濁ってしまい、光がうまく届かなくなり、目のかすみ・視力の低下などが現れてきます。

原因はさまざまですが、最も多いのが加齢によるもので、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。

身体の細胞が年齢とともに酸化していくように、網膜細胞も年齢とともに酸化していきます。

白内障の手術は、短時間で受けることができるので、手術を受ける方が増えてきましたが、じつは予防することで、手術適応にならずに済むのです。

 

まず、細胞の老化が原因であるので、酸化スピードを緩める抗酸化力をつけていくことが重要。

とくに目を労わることがポイントです。

目を酸化から守る手段は大きく分けて、次の3つです。

 

①電気機器の使いすぎに注意

 

電気器機からは電磁波という活性酸素が出ており、酸化がどんどん進んでいきます。

電気機器からの光は強烈な刺激となりますし、細かいものをみるために焦点を合わせることも、水晶体の酷使にもつながります。

 

②紫外線を防ぐ

 

紫外線を浴びることで活性酸素が生れるため、酸化スピードが加速します。

ウィンタースポーツを楽しむときは、冬でも日射しに気をつけてください。

 

③食で抗酸化

 

眼球に一番多いビタミンは、ビタミンC。

抗酸化力に長けているので毎日の食事の中に上手に取り入れましょう。

イチゴ、レモン、ブルーベリー、みかん、ほうれん草、パセリ、ブロッコリー、ピーマンなどがお勧めです。

 

視力が落ちて、視界がかすむと集中できなくなり、やる気もダウンしてしまいます。

毎日毎日使う目。

大事にしてあげましょう。

 

 

ストレスの影響は人それぞれ
自分のタイプを知ってストレスと上手に付き合いましょう!

 

あなたは、仕事が終わったらすぐにリラックスした気分になることができますか?

 

「はい」の場合、ストレスと付き合い方が上手で、精神的にも安定している人が多く、性格が穏やかで、のんびり、マイペースなどの特徴があり、心理学ではこのような人を行動パターンBタイプと呼んでいます。

反対に、積極的で行動的、何事にも全力で取り組むような人はAタイプ。

Aタイプはストレスを受けやすく、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気などに、比較的なりやすいともいわれています。

 

 

そして一番やっかいなのが、怒りや悲しみなどの感情を表に出さず、内に秘めてしまうCタイプ。

ストレスを強く受けやすいのに、普段の生活では平静を装っているため、なかなか周りの人に気づいてもらえません。

本人さえ、自分がストレスを受けていると気づかない場合もあります。

次第に自律神経を乱して体調を崩すといった、うつ病などの心の病気にかかりやすいとされています。

 

メンタルの病気は、ガッツがない、心が弱いなどと言われがちですが、どのタイプになるかを決めているのは性格ではなく、性格の土台となっているもって生まれた気質という部分。

つまり、脳や免疫、ホルモンバランスなどの個性の仕業なのです。

Aタイプの人も、Cタイプの人も、ストレスを受けやすいことを認識し、ストレスをケアするように生活することが大切です。

ストレス社会によって頭ばかりが疲労する、やがて頭も体も疲労困憊という日々から抜け出すことが可能になります。

自分をよくみつめて、頭も体も喜ぶライフスタイルにチェンジしていきましょう!

 

 

ここのところ体調不良が続いている方

腸内環境を整えて免疫力をアップさせてみましょう!

 

子供も大人も最近は食べ物にアレルギーを持つ人が増えてきました。

 

アレルギーには大きく分けて即時型アレルギーと遅延型アレルギーと2つがあります。

即時型は花粉症やじんましん、アナフィラキシーショックなど、すぐに症状の出るアレルギータイプで、病院などで行われているアレルギー検査はこの即時型を調べるものです。

 

一方、食物を摂取後、数時間から数週間後に症状が出現する食物アレルギーがあります。

これが遅延型アレルギーです。

ある食物を食べると、激しい症状は出ないけれども、なんとなく具合が悪くなると思ったことはないでしょうか。

例えば、肩こりや頭痛、疲労感、便秘や下痢、肌荒れなど。

誰も経験したことがある不定愁訴がじつは食べ物による反応、つまり遅延型アレルギーかもしれないのです。

 

 

アレルギーとはそもそも体の免疫反応であり、異物が体に入り込んだときに起きる防御反応です。

最近、遅延型アレルギーを調べる検査機関も出てきましたが、検査で判明した食物が常にアレルギー反応を引き起こすとは限らず、さらにまったく別の食べ物によってアレルギーが起こる場合も少なくありません。

 

なぜこのようなことが起こるかというと、それはストレスや腸内環境、そして抗生物質の薬などがアレルギーに深く関与しているからです。

無害な食べ物であっても有害となるのは、消化機能に問題が起きているからといえます。

 

免疫と深い関わりがある消化機能。

自分がもっている消化液や消化酵素など体内の体力、ストレスの適応力を知ったうえで、健康な消化機能を保てるようにしていくことが大切です。

 

アナタの体を支える大事な骨。いつまでも頼りにできる骨を
保つための生活術を身につけよう!

 

骨粗鬆症は、骨の中のカルシウムが失われ、骨がスカスカになり、もろくなった状態のことをいいます。

骨粗鬆症になると、軽い衝撃でも骨折する危険性が極めて高くなります。

初期段階では、自覚症状がなく、骨折したり、痛みや変形が起きて初めて気づくケースも少なくありません。

 

原因には、カルシウム不足、ビタミンDの減少のほかに、骨粗鬆症が女性に多い病気である所以としてホルモンも大きく関与しています。

閉経後、エストロゲンというホルモンの分泌が急激に減少することで、破骨細胞(骨をこわす細胞)の働きが強まり、骨からカルシウムが血中へ溶け出すため、おのずと骨密度が低下してしまいます。

 

実は、30歳を過ぎると骨密度は減少し始めます。

ですから、まだまだ先のことだからと油断せずに、日頃から予防に努めることが重要です。

バランスの悪いダイエットや偏食によって、カルシウムやビタミンDの摂取が不十分だと最大骨密度が低く設定され、リスクはさらに高くなります。

 

カルシウムの供給源として、牛乳や小魚などを積極的に食生活に取り入れましょう。

しかし、カルシウムだけを大量を摂取し過ぎると、血管内のカルシウムが動脈硬化を引き起こし、心臓や脳の大きな血管に重大なダメージを与えることもあるので、適切な量のカルシウムと同時に、骨代謝に必須の栄養素であるビタミンDやビタミンK、マグネシウムも忘れないように摂取することが大切です。

また、リンを多く含む食品などはカルシウムを排出してしまうので、注意が必要です。

 

いつまでも健やかな生活を続けられるよう、骨密度を意識した生活を心がけましょう。

 

 

オン・オフを巧みに使い分けるライフスタイルが

脳梗塞や脳出血を防ぐ手立てとなる?!

 

脳の血管になんらかの障害が発生する「脳血管障害」はとても深刻な病気です。

脳血管障害には、大きく分けて、脳の血管が詰って脳の組織に酸素や栄養素を供給できなくなると脳梗塞と、何らかの影響で血管が破裂して脳内に出血が起きる脳出血があります。

 

脳は神経ネットワークを統括し、言語・感覚・そして感情や欲求といった人間本来の機能が集結した場所です。

そのため、脳に障害が起こると言語障害や感覚麻痺などのトラブルが出てきます。

 

 

脳の血管は脳の組織を包み込むように複雑に張り巡らされていて、伸ばすと約600キロメートルにもなるといわれています。

この血管網が脳の中にギュッと密集しているのですから、血管に負荷がかかりやすいのも当然といえるかもしれません。

 

しかし、普段から血管への過度な負担を避け、脳の血流を整えておくことで、脳梗塞や脳出血といった深刻な事態を防ぐことも可能です。

 

まず、食事と運動。

血管の弾力性、良質な血液と適正な血液量を実現するためには、バランスのよい食事や運動習慣を心がけることが大切です。

 

そして、さらに重要なポイントとして、ストレス・感情のコントロールが挙げられます。

不安や緊張・闘争状態といった激しい感情を長く持ち続けると、脳の神経ネットワークに負担をかけ、その負担がさらに血管の負担へと移行していきます。

 

脳は集中することも特技ですが、休むのも特技。

闘う(ON)状態が続いたら、リラックスする(OFF)時間をとることで、脳は本来の機能をより発揮してくれます。

 

あたなも、脳のスイッチを意識したライフスタイルを今日から始めてみませんか?

 

 

 

 

 

高血糖によりダメージを負った組織にも可能性を与える

抗酸化作用の威力に注目!

 

糖質はカラダのエネルギー減として、なくてはならない大事な栄養素です。

 

ブドウ糖を細胞内に取り込むとき、すい臓から出る「インスリン」というホルモンが必要です。

しかし、糖尿病の場合、十分なインスリンを作れないか、または細胞がインスリンに対して反応できない状態(インスリン抵抗性)により、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込むことができず、その結果、血液中にブドウ糖があふれる状態となり、高血糖となるのです。

高血糖の状態が長時間続くと糖尿病へ進展しがちなだけでなく、過剰なフリーラジカル(酸化の連鎖)が生じて、細胞を老化させてしまいます。

 

このフリーラジカルと戦ってくれるのが抗酸化物質。

なかでもアルファリポ酸は、糖尿病の患者さんに光を与えてくれる抗酸化物質です。

 

 

その理由は、アルファリポ酸が水溶性でも、脂溶性でもないという点にあります。

多くのビタミンは抗酸化作用を持ちますが、血液などの水系の体液にしか溶けない水溶性と、脂肪にしか溶けない脂溶性のものに分かれ、体内の隅々まで行き届かないという制限があるのです。

しかし、アルファリポ酸は水にも脂肪にも溶けるので、脳脊髄液や血液、体脂肪、各内臓、骨や関節などの細胞に行き届き、酸化の連鎖から守ってくれるのです。

その効果は、すでに一度破壊されてしまった神経線維の再生を促進するほどともいわれています。

 

このアルファリポ酸は、現在病気を患っていなくても、カラダの酸化が心配な方にもおススメです。

細胞の老化を防ぎ、夏に負けない体づくりを心掛けましょう。

 

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