2022/06/01多すぎても少なすぎてもダメ。バランスが何より大切なホルモン
カラダの働きを調整しているのがホルモン
バランスが崩れると全身に悪影響が・・・
ホルモンは、脳下垂体、甲状腺、副腎、すい臓、生殖腺などで作られ、血液によって全身に送られて、内臓の機能や体の調子を整える働きをしています。
他にも、腎臓では血圧を調整するホルモンや、骨髄では赤血球を作るように刺激を与えるホルモン、脂肪組織では体脂肪を一定に保つためにホルモンなど、体の各器官でさまざまなホルモンが作られます。
ホルモンは、このように体の色々な機能を調整していますが、ストレスによってバランスが崩れやすいことも知られています。
とくにストレスが脳に影響すると、体全体に大きな影響が出てしまいます。
脳下垂体からの刺激で作られるホルモンには、成長ホルモン、代謝を促す甲状腺刺激ホルモン、血糖や血圧の上昇に関わる副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン、抗利尿ホルモンなどがあります。
つまり、脳のストレスによってホルモンのバランスを崩すと、代謝や免疫機能、アレルギー、骨密度、血糖、生殖器、むくみ、睡眠など、全身にさまざまな影響が出てしまうわけです。
例えば、副腎のバランスが崩れればアトピーになり、性腺のバランスが崩れれば生理が乱れたりします。
他にも体内時計が働かなくなったり、卵巣や精巣などの働きに影響が出てしまいます。
ホルモンは互いに足りない部分を補いながら、全身の健康を維持しているので、運動や薬で一つだけのホルモンをコントロールしようとするとホルモン全体のバランスを崩しかねません。
安易に対処療法をするのではなく、原因を見つめ、正常なバランスを取り戻すことが大切です。
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