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ハリキリもノンビリもほどほどにして、五月病を予防しましょう!

 

4月は何かと忙しい日々を送られている方も多い時期。

しかし、4月の忙しさが五月病の原因になることをご存知ですか。

 

内臓の機能を正常に保つには、じつは自律神経の働きが大きく関与しています。

自律神経とは、まったく逆の働きをする2つの神経系統(交感・副交感)から成り立っていて、その働きぶりから、交感神経は「闘争神経」、副交感神経は「リラックス神経」と呼ばれことがあります。

2つの神経は、シーソーのように互いにバランスを取りながら、体のさまざまな機能を調整しています。

しかし、頑張り過ぎると交感神経が緊張状態になり、便秘、胃もたれ、動悸、頭痛、食欲不振、肩こりなどさまざまな症状が現れ始めます。

 

このような緊張状態が続くと、身体は危険を回避するために、副交感神経を優位に働かせようとします。

緊張したとき、ストレスを感じたときに自然と涙が流れてきたり、疲れたときに甘いものが食べたくなるのも身体が副交感神経の反射を起こさせているためです。

 

 

同じように、4月に目いっぱい頑張り過ぎた身体は5月ごろ、過度の緊張をリラックスさせようと副交感神経が優位に傾きます。

リラックスした状態になるのは、決して悪いことではないのですが、そこにGWの長期休暇が重なることで、今度はリラックスしすぎてしまい、だるい、やる気が出ないといった五月病といわれる症状が現れます。

 

五月病のような症状を引き起こさないためには、神経のバランスを取ることが大切です。

ストレスを溜めない、休み過ぎない、過度に働き過ぎないなど、何事も『やり過ぎてしまわないこと』が大事です。

自律神経を味方につけて、健やかに過ごしましょう。

 

 

 

 

ふくらはぎマッサージで花粉症を乗り切ろう!

 

とうとう花粉症のシーズン到来!

街中でもマスク・眼鏡で花粉症対策万全の人を見かけるようになりました。

せっかくポカポカして気持ちのいい季節なのに、うっとおしい気分に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

 

じつは、その気分と日常のストレスが花粉症の症状をさらに重くしている可能性があるのです。

 

人間はストレスを感じると、副腎という臓器からコルチゾールというストレスと戦うためのホルモンを分泌します。

しかし、副腎が頑張り過ぎて疲れてしまうとおのずとコルチゾールの分泌も滞りがちに…。

そうなると、大変!

ストレスによって起こる免疫反応を抑制してくれる作用を持つコルチゾールが正常に分泌されなくなると、免疫機能を暴走し始めてしまいます。

 

本来、体に備わっている免疫機能が異常に働いてしまった結果、くしゃみ、鼻づまりなどの症状が出てしまうのが花粉症なので、くい止めてくれるコルチゾールがストレスで不足がちになれば症状がエスカレートするのは当然のこと。

 

 

そこでおすすめなのがふくらはぎのマッサージ。

ふくらはぎは副腎と深い関係があり、ストレスが多い人はかなり硬~く、パンパンになっています。

自分のふくらはぎをちょっと触ってみてください。

寒い冬に、ブーツを愛用し過ぎて、ふくらはぎがさらに硬くなっていませんか。

 

ふくらはぎをしっかりケアしてあげるだけで副腎が活性化し、花粉症に対抗できる体をつくることができます。

ふくらはぎのケアで、花粉症に負けず楽しい春を満喫しましょう!

 

腸内美人になって、風邪も花粉も寄せつけない

カラダを目指しましょう!

 

美容と健康のバロメーターともなる「腸」には、食物を消化・吸収する小腸と、食物繊維を分解して、老廃物を便として溜める大腸があります。

食べた物が最終的に大腸から便として排出されるまで、早くて16時間、場合によっては48時間にも及ぶ長~い旅をすることになります。

 

腸は植物でいえば「根」の役割といわれ、腸内には100種類100兆個以上の細菌が生きていて、私たちの身体を助けています。

食べ物を発酵させ、お腹の調子を整えてくれる「善玉菌」が2割、食べ物の発がん性を促進させてしまう「悪玉菌」が1割、残りの7割が強い方になびいてしまう「日和見菌」です。

 

腸内では、常に善玉菌と悪玉菌が、お互いに定住するためのすみかを奪い合う戦いが行われています。

 

 

善玉菌が優位だと、身体に良いあらゆるものを作って腸内環境を快適に整えますが、逆に悪玉菌が優位のときは、腸の機能を妨げ、老廃物が上手に排泄されないばかりか、体調不良を引き起こしてしまうこともあります。

悪玉菌は、高たんぱく・高脂肪な食生活や睡眠不足などが原因で活発化しますから、生活スタイルには気をつけたいものです。

 

注目するべき善玉菌は、乳酸菌やビフィズス菌、それに日本を代業する発酵食品の味噌・納豆・ぬか漬けなど「プロバイオティクス」といわれる有益な働きをするべ生物。

腸内環境のバランスが良くなれば、アトピー性皮膚炎の改善・花粉症の軽減・胃潰瘍の予防改善などといったさまざまな効果が期待されます。

 

元気な善玉菌で多くの日和見菌を味方につけて、免疫力を高め、病気に負けないカラダをつくりましょう。

 

 

明けましておめでとうございます!!

 

みなさんは、熊の胆(くまのい)はご存知ですか。

 

クマの胆のうということで、熊胆(ゆうたん)ともいわれ、胆のうを乾燥させてつくられる生薬のことです。

主に健胃効果や利胆作用など消化器全般の薬として用いられています。

 

胆のうから出る胆汁は、肝臓で作られてから、胆のうの中に濃縮して貯蔵されます。

この胆汁には脂肪分の消化を助ける働きがあり、胆のうは必要に応じて胆汁の量を調節しながら分泌して、消化活動を助けています。

 

 

熊の胆は聞くところによると、冬眠の前後で大きな違いがあり、冬眠明けのモノは大変珍重されているそうです。

なぜかというと、冬眠中のクマは食べ物を食べない、つまり消化のための胆汁を必要としないので、胆のうに胆汁がたくさん貯蔵されてとても大きくなり、逆に冬眠前のクマは長い眠りに備えて食べ物をたくさん食べて消化活動をせっせと行うので、貯蔵された胆汁が少なく、胆のう自体も小さくなってしまうそうです。

胆汁がたくさん含まれた冬眠明けのモノが高価なのも納得できますよね。

 

人間は冬眠はしませんが、冬は冬眠前のクマのように、年末の忘年会や飲み会、年始はお正月や新年会で、いつにもまして美味しいものを食べる機会が多くなります。

脂肪分をたっぷりのごちそうで、胆のうも他の内臓も消化活動に大忙し!

そのため、この時期は内臓を活性化するケアや腹八分目・よく噛むなど食べ方に気を付けたり、意識的に内臓を休ませてあげることが大切です。

クマの習性を見習って、あなたも「内臓の冬眠」の機会を設けてみてはいかがでしょうか。

 

 

骨盤や股関節にとって大切な”中臀筋”をセルフチェック!

 

骨盤の外側に位置し、皆さんの腰のラインを作っているのが、今回のお話の主役「中臀筋」です。

男性でも女性でもきれいで理想的なヒップラインの人はこの筋肉がしっかり引き締まっている証拠。

ヒップラインを作るだけでなく、体が左右にグラグラと揺れないように腰部のみならず全身を支える、とても重要な役割を担っています。

 

この筋肉が弱くなると、肩が上がったり、腰の歪み、O脚になってしまいます。

また、生殖器系との関連も深く、ホルモンバランスの崩れや、女性であれば生理痛、男性であれば前立腺の問題が起こる可能性もあります。

股関節の可動域にも関わる筋肉でもあるので「脚を動かす」「体重を支える」といった基本的な動作でもつらく感じる…なんてことにもなりかねません。

 

中臀筋を良い状態に保つには、柔軟性を高め、力がしっかり入る状態を作ることが大切です。

まずは、セルフチェックをしてみましょう。

 

 

イラストのように、片足で立ち、上げたほうの足を横に広げ、つま先を体の前方に向けたままキープ。

● 0~5秒→残念!メンテナンスが即必要です。

● 6~12秒→要注意状態でメンテナンスが必要です。

● 13秒以上→まずまず良好です。

 

チェックは両足とも行いましょう。

これは、簡単に中殿筋を鍛えるエクササイズにもなります。

毎日使っている筋肉なので、日々のケアが大事です。

加えてストレッチを欠かさずしていくことで、キュッとしまったヒップラインと軽々歩ける疲れ知らずの良い状態を作りましょう!

 

 

美しい姿勢&動きのキーポイントは、大臀筋にあり?!

 

ポッコリお腹をなんとかしなくちゃ…とつらい腹筋運動。

でも、腹筋を鍛えるより、実は大臀筋を活性化させるほうがポッコリお腹には効果的。

 

大臀筋は、腰の骨から伸び、内臓の下をくぐり、骨盤を通り、太ももの内側まで伸びているとても長い筋肉で、股関節を曲げたり、骨盤を安定させて姿勢を保つ役割を担っています。

直立歩行する人間にとって、大臀筋はなくてはならない大事な筋肉。

歩く機能に必要なだけでなく、腹部の内臓を骨盤内にしっかり収め、すっきり引き締まったボディラインを作る役目も果たしているのです。

 

 

しかし日常生活では、座った姿勢で過ごすことが多いので、大臀筋も縮んだ状態が長く続いてしまいます。

だからといって、歩けなくなるという極端な事態にはならないものの、大臀筋が硬くなったり、弱くなったりすると、骨盤の歪みにつながり、O脚 、腰痛、腹部や鼠径部や脚の痛み、便秘、血行不良、むくみ、冷えなどの原因にもなりかねません。

 

ポッコリお腹を引き締めるだけでなく、こうしたさまざまな不調を起こさないためにも、大臀筋を活性化させましょう。

なんといっても、骨盤周りの股関節や臀部の筋肉をゆるめ、日常の動きやクセによる骨盤の歪みを整えるメンテナンスケアを定期的に受けるのが効果的ですが、簡単なストレッチや腰部を冷やさない生活習慣を意識することも大切です。

 

大臀筋は大きなインナーマッスルでもあるので、使うことで脂肪燃焼にも有効。

 

さあ、ポッコリお腹をスッキリさせて、颯爽としたウォーキングでみんなをアッと言わせましょう。

 

なんとなく気持ちが晴れない・・・と思ったら頸のコリをチェック!

 

脳に栄養や酸素を、必要なホルモンを運ぶパイプの役割を果たし、神経の伝達経路でもある頸は「第2の脳」。

こり固まった状態が続けばさまざな不調を引き起こしかねません。

最近、気持ちが滅入る、寝つきが悪い、頭が重い、肩がこる…そんな症状を感じている人は、もしかして頸のコリが原因かもしれません。

 

頭蓋骨内から出た神経は束になり、頸椎の間を通っています。

そこを取り巻く筋肉がこり固まってリンパの流れや血流が滞ると神経伝達物質がスムーズに運ばれません。

実はこの「神経伝達物質」は、気分の高揚・鎮静など精神状態にかかわるとても重要な物質です。

そして、頸は神経や物質の大切な通り道でもあるのです。

 

 

そもそも人間の体は頸が凝りやすいようにできています。

起きている間、約5~6㎏の重さがある頭をずっと支え続けているのですから。

しかもパソコン作業などで前かがみの姿勢で過ごすことが多い前代の生活が続くと、頸自体が前傾してしまい、通常の約3倍もの負荷が頸にかかってしまいます。

 

放っておくと深刻な事態を引き起こしかねない頸のコリ。

自分でできる対策としては、まず温めること。

緊張状態にある筋肉が緩和し、身体を緊張させる働きのある交感神経が鎮まり、リラックスさせる副交感神経が優位になります。

ホットタオルを頸に当てたり、入浴で全員を温めるのもよいでしょう。

 

ただ、頸とつながっている肩や背中は、なかなか自分ではケアしづらい場所です。

きちんとした知識、技術をもったプロの手によるケアをおすすめします。

コリりがつらいと感じたときは、サロンでもトリートメントで、大事な頸をいたわってあげましょう!

 

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