2021/04/01“気”はカラダの中を巡って、あなたの元気を支えています!
疲れがとれないのは”気”の巡りが滞っているサイン。
セルフケアで元気を取り戻しましょう!
『経絡(けいらく)』とは、気の通り道。
気は、人の身体を流れるエネルギー。
この目に見えない気の流れ、じつは体調と深い関係があります。
気の流れが悪いときや乱れているときは、体調を崩しやすいといわれています。
経絡は、その種類ごとに関係する内臓や影響する場所が違います。
東洋医学では、体の臓器のことを「五臓六腑」という考え方で捉えます。
気をつくる五臓には肺、心臓、脾臓、肝臓、腎臓があり、気のもとになる食べ物を消化する六腑には胆、胃、小腸、大腸、膀胱、三焦(リンパや泌尿器などの水分調整系)があります。
この五臓六腑につながる経絡が肺経、心経、脾経…というように全身に存在しています。
例えば、肺の経絡(肺経)は肺の働きを調整するのに加えて、皮膚、鼻、喉、肩、上肢も関連しています。
この肺経がスムーズに流れていないと肺、鼻、喉の呼吸器系だけでなく、皮膚や肩、腕にも影響が出る可能性があるというわけです。
花粉症の方は、肺経の通る手や腕が硬くなっていませんか。
そんなときは、手のひらや腕、肩をマッサージして、経絡上に点在するツボ(経穴)を刺激し、コリや張りをとってあげると、流れを改善することができます。
また、気の流れは自律神経とも関係していることがわかっています。
交感神経と副交感神経の切り替えが上手にでき、バランスがとれているときは、気の巡りもいいものです。
本来は、背伸びをしたり、深呼吸をしたり、自分でつらい箇所を揉んだりすることで、無意識に気を調整しているのですが、ストレスが多く疲れていると調整が追いつきません。
そんなときは、ケアで経絡の通りを良くして、気の巡るカラダを目指しましょう。
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