2019/09/01お肌に住みつく常在菌を味方につけて、美肌をゲット!
お肌に住む善玉菌を味方につけて美肌を手に入れましょう
よく耳にするビフィズス菌などの腸内細菌と同じように、肌も常在菌が存在しています。
種類や量は人それぞれに異なりますが、皮膚に住む常在菌も善玉と悪玉に分けられます。
おもに、善玉菌の表皮ブドウ球菌、悪玉菌の黄色ブドウ球菌、普段は善玉ですが環境により悪玉に変化するアクネ菌の3種類です。
「肌は弱酸性がいい」といいますが、この弱酸性を保ってくれるのが善玉菌。
肌から出る皮脂や汗を混ぜ合せて(乳化)、弱酸性に保ってくれます。
こうして作られたものを皮脂膜といいます。
私たちの肌は、気温の変化や空気の乾燥、紫外線、雑菌、排気ガス、ダニなどいろいろな刺激にさらされています。
皮脂膜はそれらの刺激をブロックし、体内の水分を保つというとても大切な働きをしています。
つまり、私たちの肌を守る天然のクリームであり、美肌を保つ役目を担っています。
肌を清潔にしようとして洗いすぎると、かえって美肌の味方である善玉菌がいなくなってしまいます。
善玉菌が減少すると肌は弱酸性からアルカリ性に変化し、悪玉菌が繁殖し始めます。
すると、かゆみが出たり、化膿したり、ひどくなると熱が出たりします。
これらが悪化し、継続することがアトピーの原因にもなります。
またストレスや不規則な生活習慣は、ホルモン分泌が乱されることによってアクネ菌が炎症を引き起こし、ニキビや吹き出物の原因になってしまいます。
食生活や化粧品でのケアだけではなく、常在菌のバランスを保つことが美肌づくりの極意でもあるのです。
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