2019/08/01効率的なエネルギー代謝を促す優れもの「タンパク質」
食後にカラダがポカポカするのは、
消化にエネルギーが存分に使われているからです!
食後になんとなく体が温かく感じるのは気のせいではありません。
これは「特異動的作用」といって、消化液の生成・分泌、栄養素の消化・吸収など、体内でのエネルギー消費活動(代謝)が活発になるからです。
これを摂取エネルギーの比率で示すと、なんとタンパク質を摂取した場合は約30%、それに比べ脂質が約4%、糖質が約6%ぐらいしかありません。
つまり、食事の際にタンパク質を避けていると消化をする際の代謝(熱産生)の低下を招き、ひいては内臓脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
内臓、筋肉、皮膚、毛、ホルモン、酵素、さらに免疫体などの主成分に欠かすことができないたんぱく質は、
① 機能性タンパク質(抗体、ホルモン)
② 貯蔵タンパク質(十分なエネルギーが補給されないときに利用するため)
③ 構造タンパク質(コラーゲンなど骨や皮膚の構成成分)の三つに大別できます。
つまり、筋肉だけでなく、美しい肌やホルモン、免疫機能などにも関係しているとても大切な栄養素なのです。
タンパク質は消化に負担がかかる…と思っている方も多いようですが、代謝を上げるためには、最低でも体重1キロ当たり1グラムの良質なたんぱく質を摂るほうがよいのです。
例えば、肉類/牛もも・鶏ささみ、魚介類/マグロ・かつお・さけ・ひらめ・えび、乳製品/チーズ・ヨーグルト、卵類、大豆などは、良質なタンパク質を豊富に含むのでおすすめです。
タンパク質を上手に使ってエネルギー代謝を上げ、体の中からキレイ&スッキリを目指しましょう。
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