2019/05/01ストレスと戦うあなたの身体とお肌を守るビタミンCの威力
大きな天災があると、体の不調を訴える方が増えてきます。
不安や恐怖、そして環境の変化、このようなストレスが長期間に及ぶと、身体は生命の危機信号として受け取り、備えようとします。
たとえば、早く走れるように筋肉や心臓に血液をたくさん送ったり、よく見えるように瞳孔を開いたり、消化活動をストップさせたり、尿の量まで減少させます。
逆に命に関わらない機能は、後回しにされます。
たとえば、生殖機能。
性モルモンのバランスが乱れ、生理や排卵の周期が狂うことが多くあります。
また、皮膚の機能も犠牲にならざるを得ません。
では、身体はどうやってストレスと戦うのでしょうか。
ストレスを感じた脳は、ホルモンを介して身体を変化させ、副腎という腎臓の上にある臓器からストレスと戦うホルモンを多量に分泌します。
命の危機を感じるような短期的なストレス時は、アドレナリンが出て身体は守られますが、解決できず長引く不安など長期的なストレスにはコルチゾールというホルモンが分泌されます。
ホルモンが分泌され続けると、副腎は働き通しで機能が低下してしまいます。
じつはこのホルモンはビタミンCを多量に消費します。
ビタミンCは皆さんがご存知の通り、美しい肌を保つためには必須のビタミンです。
しかし、人の身体は自らビタミンCを作り出すことはできないので、外からちゃんと補う必要があります。
ストレスが長引けば長引くほど、体内のビタミンCが不足しがちになっていくので、食事やサプリメントでしっかり補い、外側からもビタミンCのたっぷり入った化粧品で、ストレスに対抗していきましょう。
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