2016/12/30肩こりや背中の硬さがあなたの代謝を下げている?
元気のバロメーターは背中の筋肉の柔軟性?
筋肉の中を通る神経は、筋肉と同じように伸び縮みを繰り返しながら、その役割を果たしています。
つまり、筋肉と神経は、とても深い因果関係があるといえます。
たとえば、長時間同じ姿勢を続けたり、肩や背中に力を入れた姿勢を続けていると、筋肉が硬くなり、やがては神経も伸び縮みしなくなってしまいます。
とくに背骨から伸びた神経は、代謝に関連している内臓とつながっているので、機能が低下するだけでなく、体全体の代謝にも大きく影響を与えます。
体外から摂取した栄養分は、胃や腸、肝臓などの消化器官で栄養素に分解・貯蔵の処理が行われますが、こうした物質の化学変化を代謝といい、私たちが生きていくためには、この機能が欠かせません。
そして、これらの代謝がスムーズに行われるよう、ホルモンや酵素を分泌しながら、強力にバックアップしているのが前述の背骨の神経と関わりの深い臓器です。
これらの臓器が機能低下してしまうと、疲れやすい、元気が出ないなどの症状が現れます。
さらには、糖尿病や肥満、痛風、便秘や下痢などといった病気や不調の原因になってしまう場合もあります。
代謝が悪いというと、プヨプヨと二った人だけを思い浮かべがちですが、じつは鍛えすぎて筋肉がガチガチな人も代謝機能が低下する場合もあります。
代謝機能をアップさせるには、背中のストレッチや筋肉を冷やさないことはもちろん、背骨から続く一つ一つの神経のこりをケアしていくことが大切です。
筋肉の柔軟ととともに神経の柔軟を手に入れ、来る冬の寒さを元気に乗り越えるために、代謝を上げていきましょう。
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