2021/06/01血圧を上手にコントロールする秘訣は、食生活とカラダのケア
あなたの血管が危ない?!
動脈硬化の原因の第1位が高血圧です!
今月は血圧のお話です。
血圧は常に変動していていて、交感神経と末梢血管の収縮と拡張に関与するホルモンとの連係プレーによって調整されています。
通常、収縮期血圧が150、拡張期血圧が90未満に調整され、この範囲を超えた血圧が持続した場合を高血圧といいます。
高血圧は、食塩だけでなく、高脂血症や糖尿病、精神的・肉体的ストレス、アルコールのとり過ぎ、さらに喫煙、運動不足などさまざまな要因が考えられえます。
また高血圧は、心臓や脳の重い病気を引き起こす動脈硬化の危険因子の第1位であることから、血圧を適正に調節することはとても重要です。
高血圧の原因はさまざまですから、病院で処方されるお薬以外にも解決方法はたくさんあります。
たとえば、次のような栄養素を食生活に取り入れていけば、各々が持つ作用によって、血圧のコントロールが上手に図れます。
● たんぱく質(尿中へのナトリウムの排泄促進作用)
● 脂質(植物油に多いリノール酸、魚油に多いDHA、EPAなど多価不飽和脂肪酸には血中のコレステロールを低下させる作用や降圧作用)
● ミネラル(食塩による血圧上昇を抑制する作用)
● 食物繊維(果物や海藻に含まれている水溶性の食物繊維には、ナトリウムのふん便中排泄を促進する作用)
意外なことに、首と肩のコリも高血圧の原因になります。
筋肉が硬く収縮していると、血管も硬く収縮して高血圧を作ってしまうのです。
お薬に頼らず食生活やカラダのケアを行うことで、血圧を正常に保っていけることを知っておきましょう!
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