2020/07/01日中は戦闘モード?夕方からはリラックスモード?
せっかくの休暇を体調不良で台無しにしないための自律神経調整法
休みの日に限って、だるくなったり、体調を崩してしまった経験はありまんか。
もし頻繁にある方は、自律神経のバランスを崩している可能性があります。
自律神経は「脳と内臓や血管をつなぐ神経」ですが、交感神経と副交感神経の2種類があります。
どちらも働きが低下し過ぎず、過剰になり過ぎず、中庸であることが理想とされます。
通常、交感神経は昼間活動し、心肺機能や集中力を保つ働きを持つため、「闘う」ための神経といわれています。
逆に、副交感神経は夕方以降に活動し、休息を促し、胃腸の消化機能をつかさどる神経といわれています。
両者が昼と夜で交代しながらバランスをとっています。
しかし、夜間まで仕事をしたり、夜更かしなどで両者の交代時間がずれ込み1日の大半を交感神経優位で過ごしている方も多いようです。
このような方が休養のタイミングで具合が悪くなるのは、この両者の交代時に交感神経が過剰になっている分、変化が急激になり副交感神経に一気に傾くからです。
自律神経のバランスを取るためには、副交感神経を過剰にする「寝過ぎ・運動不足」を避け、食べ過ぎ、とくに甘いものを抑えるとよいでしょう。
交感神経を刺激して優位にするものは、運動、空腹、刺激や緊張を促すものが挙げられます。
さらに、都会生活は神経を緊張させる要因が多く、人混みや騒音、大気汚染、長時間労働、パソコンなど多くのストレスにさらされているといえるでしょう。
逆に長期休暇は副交感神経を優位にさせます。
普段から、2つの自律神経をスムーズにバトンタッチさせ、夏のバカンスを楽しく過ごす下準備をはじめましょう!
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