2020/04/01高いのはもちろん、低過ぎるのもダメ。取扱注意の血糖値?
血糖値を上げ過ぎず、下げ過ぎないような食事を心がけましょう!
血糖値のコントロールが糖尿病の予防につながり、ダイエットにも効果的なことはご存じの方も多いと思います。
食べ過ぎや早食い、甘いものを食べると血糖値が急激に上昇します。
また、飲み過ぎや肥満、運動不足も身体のストレスとなり、血糖値のコントロールを乱す原因となります。
人間が活発に行動するためには、血糖値を上げる必要があるため、体内には血糖値を上げるホルモンがたくさん存在します。
ところが、血糖値を下げるホルモンは膵臓でつくられて分泌される「インシュリン」しかありません。
疲れたときに甘いものが食べたくなるのは、血糖値が下がり過ぎているからで、欲求に従って甘いものを食べていると、血糖値がぐんと上昇して、一時的に疲労回復します。
しかし、この急激な血糖値上昇に反応して、膵臓が血糖値を下げようと大量にインシュリンを分泌し、今度は低血糖状態に。
そして、また甘いものが食べたくなり…と血糖値の急激な上昇と下降を繰り返しています。
負のスパイラルは膵臓が疲労するだけでなく、食べ過ぎや早食いを促進し、大量に分泌されたインシュリンの働きで、脂肪を過剰に蓄えることになってしまいます。
血糖値の上昇を穏やかにするのは、食物繊維(寒天、オオバコ、海藻)、ハーブやお茶(緑茶、ギムネマ、グアバ、ゴーヤ、バナバ、アロエ)があげられます。
また、アロマセラピーでは、レモンやユーカリ、ベンゾインの精油も血糖値を下げるのに有効です。
これらを上手に使って、血糖値が穏やかに変化する食生活、生活習慣となるよう気をつけましょう。
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