2020/03/01疲れ目と眼精疲労、この2つの違いを知っていますか?
眼精疲労は脳の疲れともいえます。
まずは目にしっかりと休息を与えることが大切!
「疲れ目」と「眼精疲労」は違う症状だということをご存じですか。
目が疲れていることは一緒なのに、なにかが違うの?と思われるでしょうが、負担がかかる場所が異なるため、対処法が大きく違ってきます。
「疲れ目」は一時的な症状なので、目を休めて一晩寝れば治る程度のものをいいます。
つまり、負担がかかっているのは「目」そのものなので、温かいタオルなどを当てて、血行を良くするに限ります。
しかし、目に十分な休息を与えても、目の疲れや痛み、頭痛、悪心といった全身症状が残ってしまう状態、もしくは回復してもまた同じ症状が出てしまうにような状態を「眼精疲労」といいます。
この眼精疲労のもとは「脳の中の神経」にあり、不眠症や自律神経失調症にもつながる、なかなか厄介な症状です。
私たちは目のほかに、耳、鼻、口と感覚器官を駆使して、外界からさまざまな情報を脳が受け取って処理をしていますが、その8割は「見る」ことが占めています。
つまり、眼精疲労は脳の疲れともいえます。
とくに、睡眠不足や過労状態など脳の活動が低下しているときは、神経への負担が増え、目の疲れはさらにひどくなり、「疲れ目」から「眼精疲労」へと変わっていきます。
軽度の疲れ目の段階から、目を休息させることが眼精疲労を防ぐ大事なポイント。
目の周辺のコリを防ぐために、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けないことも大切です。
また、セルフケアやトリートメントなどの対処をして、大きな症状につながる前に目からも身体全体の健康を保っていきましょう。
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