2019/12/01腎臓にいつまでも元気に働き続けてもらうためには…
あなたの腎臓、ここのところ重労働で疲れていませんか!?
「肝腎要」という言葉があるように、腎臓はとても重要な働きをしてくれています。
腎臓は、血液から一日150リットルを超えるほどの水分をろ過しています。
そして、血液中の老廃物や余分な電解質を尿中に破棄し、赤血球や栄養は必要量だけ血液中に戻すためにフル活動しています。
また、血液の量や濃度を絶妙にコントロールするなど、化学系の技術者にとっては手の込んだやっかいな仕事を、腎臓は完璧にこなしてくれています。
腎臓の細胞はそれ以外にも
① ビタミンDを活性型に変えて骨を丈夫にする
② エリスロポエチンというホルモンを分泌し、骨髄における赤血球の産生を刺激する
③ レニンという酵素を産生し、血圧を一定に保つといったような私たちの身体を守る重要な機能があります。
尿中にろ過するものの中には当然、薬物も含まれています。
高血圧になると血圧を下げるために薬を服用しますが、長期にわたって服用していると、腎臓へ大きな負担をかけていることになります。
腎臓のろ過機能が徐々に弱まってしまい、薬を飲んでも血圧のコントロールができなくなり、やがて血液や骨までも正常に保てなくなってしまいます。
腎臓がダメになると人工透析療法を受けなければいけなくなりますが、これは腎臓の働きのうち老廃物の排泄機能のみを医療機関が代行するだけで、血圧調整や骨の産生などすべての役割を肩代わりすることはできません。
だからこそ、毎日元気に働き続けてくれる腎臓を大切に守ってあげましょう。
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