2016/01/01背中のこりや姿勢の悪さが内臓不調の原因?
内臓不調の原因は、食べ過ぎ・ストレスだけではありません
年末の仕事の忙しさや忘年会、新年会などで、あなたの肉体も内臓も疲れきっているはず。
そこで、新しい年を元気よくスタートするために、ここでもう一度自分の体のことを考えてあげましょう。
足裏(リフレクソロジー)に胃などの内臓の反射区があるように、体のいたるところに筋肉や神経の通り道があり、内臓と密接につながっています。
たとえば、大胸筋は胃や肝臓の反射区(対応筋)です。
前かがみの姿勢を長く続けていると、大胸筋が硬く縮んでしまい、胃や肝臓の活動量の低下を招く原因となります。
加えて、背中のコリにも注意が必要です。
背骨の中には内臓につながる神経の束があり、その周囲の血流が滞って内臓に向けて正常に信号が送られなくなると、消化力の低下などの症状につながる可能性があるのです。
デスクワークや車の運転の連続で一定の姿勢を長く続けていると、食欲がなくなったり、胃のもたれを感じたりした経験は、誰にでもあることではないでしょうか。
これは、前かがみで大胸筋が硬く縮んで、内臓が圧迫されてしまうの同時に、背中のコリで血流が滞り、代謝も悪くなっている証といえます。
さらに「頑張るモード」に入っていると、自律神経の特徴として、脳や筋肉の方へより多くの信号を送るため、内臓への信号がおろそかになり、内臓の機能がお休みモードになってしまいます。
このタイミングで暴飲暴食をすると、さらに大きな負担をかけ、内臓の不調を引き起こします。
姿勢と内臓の働き、じつはとても深い関係になるのです。
弱っている内臓と筋肉を活性化させるトリートメントやストレッチをして、元気な内臓を手に入れると同時に、スッキとした腹部と美しい姿勢を実現させましょう。
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