2022/09/01吸って…吐いて…の深呼吸を上手にできていますか?
意外と知られていない呼吸の大切さ
全身の細胞を活性化させるためには、まずは深呼吸から!
二十四時間休みなく、そしてとくに意識することなく行っている呼吸。
皆さんは自分の呼吸の質について考えたことがありますか?
単に呼吸といっても実にさまざまです。
一分間に20回前後の安定したスピードで、お腹から息を吸ったり吐いたりが上手にできる方もいますが、肩ばかりが上下してお腹から吸えていない方もいます。
このような方は胸郭を取り囲む、周りの筋肉がカチカチに凝って固まっているかもしれません。
胸郭とは、12本の肋骨で構成された肺を包み込んで守っているカゴのような存在。
カゴといっても、硬くて頑丈なものではなく、中にある肺が縮んだり膨らんだりする働きに合わせて、ある程度しなることが大切です。
きちんとしなる柔軟な胸郭に守られた肺は、呼吸に合わせて最大限に膨らんだり、縮んだりすることができ、これを繰り返すことでよりたくさんの酸素と栄養を全身に届けることができます。
胸の周り、つまり、肩や背中、お腹、首を前後左右に動かしストレッチをしたときに、ピーンと張ってしまう人は肋骨の間にある肋間筋が固まっているサインです。
胸の下の肋骨が触れる部分に両手をあてて、10秒間かけて深呼吸をしてみましょう。
手の平が上下・前後に動いていますか?
吸気・呼吸の終わりで苦しいと感じる人は、手の動きを意識して深呼吸をすることで胸郭が柔らかくなるはずです。
夜、眠る前などリラックスできる状態で、この深呼吸を練習してみましょう。
次第に肋骨と周りの筋肉の細かい張りつきがとれてきて、10秒の深呼吸も簡単にできるようになりますので、ぜひトライしてください。
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