2016/05/01体内センサーの役目もあるアトピーを味方につける?
ストレスを上手にコントロールできれば、アトピーだって恐くない?!
アトピー体質とは、体内でアレルギー反応を起こす免疫グロブリンというたんぱく質を作りやすい体質のことをいい、皮膚炎のほかに、喘息や花粉症などを起こす場合があります。
しかし、じつはアトピー性皮膚炎は自律神経の乱れによって起こる『自律神経失調症』の一つ。
アレルギー反応を起こしやすい物を排除したり、ステロイド軟こうを塗ってもなかなか治らないのは、自律神経が乱れたままの状態が続いているからで、これ以上体に負荷をかけたくないといった防衛反応の一つといえます。
自律神経は物理的・精神的ストレスによって乱れます。
物理的ストレスには、慢性の睡眠不足や暴飲暴食、大気汚染、化学物質などがあり、精神的ストレスには、環境の変化や人間関係、家族や職場での問題、怒りや苦しみ、そして焦りの感情などさまざまな要因が挙げられます。
一時的なものなら自律神経は正常に働いてくれますが、長期間続くと次第にバランスを保てなくなり、アトピーを発症しやすい体になってしまいます。
アトピー体質は残念ながら取り除くことはできませんが、生活習慣を見直すことで、発症させない、悪化させないようにコントロールすることはできます。
たとえば、
① 自分を取り巻くストレスを一つひとつ改善していく
② 適度なスポーツや趣味などを生活に取り入れて気分転換を図る
③ 前向きに物事を捉えられるように、思考をスイッチする習慣をつける
といった、発想の転換でも十分効果があるのですから、トライする価値は大いにあります。
アトピーは、自律神経の乱れを知らせてくれる大事な危険信号。
あなたの身体をストレスから守るセンサーとして、仲良くかしこく付き合っていくことをお勧めします。
最近の投稿
- 吸って…吐いて…の深呼吸を上手にできていますか?
- ダイエットは、炭水化物を上手に摂るほうが効果的?
- 抵抗体力が弱まれば、大人だってかかる『あせも』と『とびひ』
- 多すぎても少なすぎてもダメ。バランスが何より大切なホルモン
- スキンケアだけでは改善できない大人ニキビ
- 毎月悩まされる月経痛。実は、カラダの冷えが大敵!
- 胃もたれや胸やけ。薬に頼らず、胃をいたわる生活がオススメ!
- あなたのストレスを受け止めてくれる『肝』を労わりましょう!
- 白内障は目の老化。きちんと予防することが大切!
- カラダにもココロにも大きな影響を与えるストレス
- その体調不良の原因は、もしかして食物アレルギー?
- 骨がスカスカ…なんてことにならないための骨丈夫生活
- アナタの脳、ここのところちょっと疲れていませんか?
- 強力なバリアーで、細胞を酸化から守ってくれる救世主?!
- 食物繊維だけでは便秘を解消できない、あなたの体質?