2016/04/01呼吸上手で心臓も血管年齢もアンチエイジング!
春の息吹を思いっきりカラダに取り込もう!
何かに集中したり、コンピューターを長時間同じ姿勢で見続けていると、ふと呼吸が浅くなっていることに気がついたことはありませんか?
呼吸は、肺そのものが動くのではなく、肺周辺の筋肉や横隔膜が伸びたり、縮んだりポンプのような働きをして肺を押し縮めたり広げたりして空気の出し入れを行っています。
しかし、『息をのむ』『息をひそめる』などといった言葉があるように、人は集中したり、緊張したりすると呼吸を止めたり、呼吸が浅くなったりします。
時間に追われてストレスを感じたり、デスクワークで絶えず肩に力がはいる姿勢が続くと、肺の周辺の筋肉が硬くなってしまい、深い呼吸ができなくなってしまいます。
つねに呼吸が浅い状態は、血液中の酸素濃度が薄くなり、極端にいうと全身の細胞が窒息しているのと同じ状態ともいえ、心臓は心拍数を上げて血液を送り出し、少ない酸素を効率よく体内に循環させようとします。
それが慢性的に続くと心臓に過酷な労働を強いることになり、血圧上昇や血管壁の老化を早め、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞といった妙機につながってしまうのです。
では、心臓に負担をかけないためには、どうしたらよいのでしょう。
仕事や家事など集中しなければいけない時も、たまに手を止めて、お腹の底から息を長く吐き、緊張していた呼吸筋をゆっくりと緩めていきましょう。
続きて、呼吸と深い関係がある自律神経を刺激するために、腕を上げ肩甲骨を動かしてください。
日常の緊張から解放させるこのようなストレッチやメンテナンスを習慣にしていくことが大切です。
柔軟な呼吸筋は優れた空気清浄機としてあなたの体内バランスを若若しく保ってくれるはずです。
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